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不 妊 周 期 療 法



不妊周期療法は、女性の月経周期の生理的な特徴を基本に中医学理論と西洋医学理論を結合した、中西結合療法で考案された新しい不妊療法である。中国では不妊治療だけではなく、いろんな病気でも中西結合療法を採用して治療を行っていますし、非常にいい成果を出しています。

現代医学では革新的な療法や技術が近年目覚しく発展し、妊娠しにくい人々にも子ともが持つことができるようになりました。しかし、体外受精、顕微授精、排卵誘発剤・ホルモン治療などでは妊娠しやす体質つくりなどはまったく考えないて治療を行うのが普通である。排卵がないから排卵誘発剤を使う、いい卵子ができたから取って体外受精しようなど体に対して強制的に治療を行います。もちろん妊娠された方も多いですが、もともと体質的にまたは精神的に準備ができてない状況で人工的に治療してもなかなか妊娠できないことも多くいらっしゃるでしょう。
各種検査で何も異常が無いのに妊娠ができない、顕微受精してもすぐ流れてしまうなどは現代医学では理論的に説明できないことが多い。中医学ではしっかりと説明できる理論をもってますし、何よりも自然妊娠を重視する傾向が強く、妊娠できる体質つくりが何より大事だと考えています。もちろん、中医学のすばらしい所と現代医学のすばらしい所を融合するともっとも良い結果が得られると思います。



 



(1)月経期
月経期は子宮内膜を再生する前段階として、主要な粘膜層の全部をはがし、溶かして月経血として体外に排出することです。
このように組織を一度に全部作り直す仕組みを持つ臓器は他にはありません。卵巣から毎月
1個ずつ出される新しい卵子を、いつも新しい清浄な着床環境に迎えられるように、粘膜層の完全な作り直しを繰り返しています。活血薬を用いて、子宮内膜を徹底的に清浄します。
子宮内膜を徹底的に清浄することには、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫・卵管周囲癒着などの器質的な障害を予防および治療する意味もあります。理気薬を同時に服用することで、月経血を排出する子宮の筋肉や血管の運動のリズムを改善し、無理なく子宮内を清浄し、また月経痛を和らげます。


(2)低温期
 
子宮内膜の新しい粘膜層を再生・増殖と卵胞が成熟する時期です。
 この時期は補血薬と滋陰薬を用いることによって月経期で失われた血液の回復を促進し、末梢の血流量を増やして、子宮と卵巣への栄養素やホルモンの供給不足を防ぎます。また無用な子宮の収縮や出血が起こらぬように安定させる働きもあります。

(3)排卵期
 排卵期(周期の中間部の数日間)は卵巣内の成熟卵胞から卵子を排出し、黄体を作り、高温期へ移行させる時期です。血中の卵胞ホルモン濃度の増加から、卵胞の成熟を知った脳はホルモンにより血液を通じて卵巣に命令を伝え、排卵をうながして成熟卵胞を黄体に変えます。その黄体からホルモンが分泌されて血流で全身に運ばれ、高温期へと移行します。

(4)高温期
 高温期
は子宮内膜に再生された分泌腺の働きにより、栄養素に富んだ分泌液を蓄え、受精卵を着床・養育できる態勢を整える時期です。
 低温期より
0.3〜0.5℃高く維持します。