協和のアガリクス茸だけから確認。新しい低分子有用成分、ABMK-22。
1999年、「協和のアガリクス茸」の成分研究の過程で、新しい低分子有用成分ABMK-22(特許出願済)が確認されました。 アガリクス茸の有用性は、最近まで高分子の多糖類 β-D-グルカンにあるとされ、その含有量の多少が力量差になるといわれてきました。
低分子有用成分ABMK-22とは?
ABMK-22とは、協和のアガリクス茸から確認された分子量10,000以下の低分子有用成分の名称です。最近まで、アガリクス茸の力量は、高分子多糖体がその中心的役割を担っているとされてきました。特にアガリクス茸の高分子多糖体は、その構造的特性が他の多糖体と異なり、高い活性を有すると考えられていたのです。ところが、協和のアガリクス茸の顕著な活性に興味を抱いた研究者のご努力により、低分子成分の研究が深まり、今回の確認に結びついたのです。
β-D-グルカン等との違いは?
β-D-グルカンは、高分子の多糖体ですが、今回確認されたABMK-22は、高い有用性を示す低分子含有分画成分です。低分子の場合、消化管からの吸収率が高くなり、飲んだり食べたりするだけで、力量を発揮するといえます。またβ-D-グルカンは、アガリクス茸だけに限らず、一般的な茸食品やその他の食品類にも含まれている成分です。
吸収されやすい低分子成分
簡単に説明すると、人間の腸などの消化管の表面は、網目のようになっていて、この網目の間をくぐり抜けることで、体内に栄養成分や有用成分が吸収されていきます。